立花隆の不適切発言ってなに?放送禁止用語をクローズアップ現代で失言!
2015/12/06
立花隆が不適切発言をしたと話題に

12月3日に放送されたNHK「クローズアップ現代」にて、
評論家の立花隆さんが不適切な発言をしたと話題になっています。
不適切な発言を言っても色々なタイプのものがありますが、
今回の立花隆さんの不適切発言は「言葉・単語」そのものが問題となるもの。
その気になる不適切発言ですが、
内容は放送禁止用語に分類される”差別発言”の一種でした。
その放送禁止用語がなんだったのかは後述するとして、
こちらの放送禁止用語に関して、様々な意見がでることに。
確かに立花隆さんは放送禁止用語を使ったかもしれないが、
そもそも放送禁止用語ってなんだよ?という意見だったり、
たまたま一生懸命説明をしているときにポロっと出てしまった
言葉を叩くなんてナンセンスだ、などなど、糾弾以外の反応もあったようです。
スポンサーリンク
クローズアップ現代での失言・放送禁止用語は何?
さて、それでは早速立花隆さんがクローズアップ現代の中で失言した、
放送禁止用語が何だったのかをチェックしていきましょう。
彼がしてしまった失言は、
「めくら」
でした。
この「めくら」というのが差別的表現になるとして、
放送禁止用語に指定されているのです。
もしかしたら「めくら」という言葉自体「???」という方もいらっしゃるかもしれませんが、これは盲目の人に対してかつて使われることのあった言葉であり、批判的にニュアンス、差別的ニュアンスのある言葉として知られていました。
この言葉が不適切であると一般に認知されるようになってから、多くの人がこの言葉を使用しなくなったために、今では知らない人のほうが多いのかもしれません。
しかし、これはれっきとした差別用語として認知されている言葉です。
立花隆さんがこの言葉を使った経緯としては、番組で特集され、立花さんが長年取材していたという今年のノーベル物理学賞を獲得したニュートリノの研究についての説明をしている最中、解説に熱心になる最中に「めくら」という言葉を使ってしまったのです。
下記が今回立花さんが発言した内容です。
「カミオカンデ以前はニュートリノは見えなかった。見えないというのは、ないのと同じこと。世界中のすべての学者が●●●同然の状態にあった」
スポンサーリンク
その他の放送禁止用語・不適切な用語は?
一生懸命に解説をするあまりに思わず禁止用語を使ってしまった、ということで立花さんを擁護する声が一定数いるようですが、個人的にはやっぱり放送禁止用語の使用はいかなる文脈のなかであっても絶対に避けるべきことだなと思います。
自分が盲目者でないからその人の立場になることは難しいのかもしれません。でも例えば、誰しもが何かしらコンプレックスを抱えている中で、そのコンプレックス部分をカラカうような言葉を使われたとしたら傷つきますよね?直接自分のことを言われていなかったとしても、そういう自分のコンプレックスと合致することに対して差別的用語が使われていたら、また、その場に居合わせてしまったら、いい気分がしないことは間違いないと思います。
もちろん、今回ネットで上がったように、言葉が使われた文脈を考えろ、文脈から考えればその言葉が差別的意味を持っていなかったのがわかるだろ?そういう意見もわかります。
例えば背が小さい人への差別用語「ちび」も、「ちびっこくてかわいい猫」のような文脈で使われれば、差別的要素を含まない、ということが言いたいのでしょう。
ただ、今回使われた放送禁止用語は、差別的シチュエーション以外のほかの場面ではあてはまる文脈がないようにに思います。どこまで言っても差別的言葉でしか内容に思います。
難しい問題ですが、誰もがその言葉を不適切発言と認識しているような言葉は、やっぱり不適切であると誰もが思っているわけですから、どういった文脈でも使われるべきではないと思います。
外国人が素敵な文脈のなかで「ジャップ」と言っているのを聞いて、不快に思わなかったりしますか?やっぱり絶対に不快に思うはずです。(思わなければいけないと思います)それと同じことのような気がします。どこまでもいっても「不適切な発言でしかない言葉」というのはやはりあると思います。
ではでは。
関連記事:
全裸ランニングさせた野球監督が辞任!徳島の少年野球チームってどこ!?
羽生結弦にいじめの過去発覚!ツイッター画像投稿した高校同級生は逃亡!
スポンサーリンク